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『ロイヤル・アルバート・ホール』(The Bootleg Series Vol. 4: Bob Dylan Live 1966, The "Royal Albert Hall" Concert)は、ボブ・ディランの1966年の演奏を記録し、1998年にリリースされたライブ・アルバム。海賊盤などでしか聴けない未発表音源を公式盤としてリリースする『ブートレッグ・シリーズ第4集』として発表された。1998年10月24日付ビルボード200チャートで最高31位、全英アルバム・チャートで19位、日本のオリコンで65位を記録した。2005年11月11日、RIAAによりゴールド・ディスクに認定されている。 1966年5月17日イギリス・マンチェスター、フリー・トレード・ホールでの演奏だが、この録音が海賊盤として出回り、同年5月26日ロイヤル・アルバート・ホールでの演奏とされていたため、このアルバム名も『ロイヤル・アルバート・ホール』となっている。 ==解説== ディランの1965年9月から翌1966年5月のワールド・ツアーは、前半はアコースティック・ギターの弾き語りによるフォーク、後半はバック・バンドのホークス(後のザ・バンド)とのエレクトリック・ギターのロックというステージ構成をとっていた。そのため、旧来のフォークを好むファンから、後半の演奏に野次やブーイングの批判的な態度が各地で見られた。この録音では、最後の「ライク・ア・ローリング・ストーン」の演奏の前に、聴衆との次のやり取りを聴くことができる。 聴衆の一人が "Judas!" 「ユダ!」(「裏切り者」の意)と叫ぶと、それに続いていくつかの拍手が起こる。さらにもう一人が "I'm never listening to you again, ever!" 「お前なんか、今後二度と聴かないぞ!」と叫ぶと、ディランは、 "I don't believe you." 「お前のことは信じない。」しばらく沈黙した後 "You're a liar." 「お前は嘘つきだ。」 と言い、バックのバンドに向かって "Play it fuckin' loud." 「やかましく演奏しよう」と呼びかけ「ライク・ア・ローリング・ストーン」の演奏が始まる。(ただし "Play‐"の発言者はロビー・ロバートソンとする説もある。) 2005年の自伝映画『ノー・ディレクション・ホーム』では、この出来事を当時のディランの象徴的な事件としてエンディングに据え、その映像を見ることもできる。 「ローリング・ストーン誌が選んだオールタイム・ライヴ・アルバム50」において、9位にランクイン〔50 Greatest Live Albums of All Time: Bob Dylan, 'The Bootleg Series, Vol. 4: Bob Dylan Live 1966: The "Royal Albert Hall Concert' | Rolling Stone 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロイヤル・アルバート・ホール (アルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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